リゾートEVモビリティの株式会社eMoBiが3億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.08.23
株式会社eMoBi(えもび)は、独自開発した次世代小型EV「PACO」を使用し、湘南地域や沖縄県でリゾートモビリティ事業を展開している企業である。2024年8月22日、同社は3億円の資金調達を実施したことを発表した。これにより、eMoBiの累積調達額は4.4億円に達することとなる。
今回の資金調達ラウンドには、IT-Farm、JR東日本スタートアップ、台湾のDarwin Ventures(達盈管理顧問)などの投資家が参加した。特に、上海のEVスタートアップNIO(蔚来)の共同創業者であり、現在は台湾のスタートアップM-Mobilityの会長を務めるJack Cheng(鄭顯聰)氏も名を連ねている。調達資金にはエクイティに加え、リース融資による調達が含まれ、資金は主に以下の取り組みに活用される予定である。
・国内でのバッテリー交換プラットフォームの展開
・ユーザー体験の向上
・グローバル展開の加速
今後は国内外のリゾートエリアへの積極的な展開を予定しており、様々な地域でラストマイルモビリティ体験を革新し、地方創生に貢献することを目指している。昨年のOpen Network Labが第26期デモデイで特別賞を受賞したこともあり、今後の成長が期待される。