シンクサイト株式会社、シリーズCラウンドにて21.5億円の資金調達を実施ーシリーズ累計調達額は約45億円に

シンクサイト株式会社は、株式会社脱炭素化支援機構、KIRIN・GB投資事業有限責任組合、SMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合を引受先としシリーズCラウンドで合計45億円の資金調達を完了したことを発表した。さらに株式会社日本政策金融公庫から5.0億円の借入を行った。この結果、総額21.5億円の資金調達を完了し、昨年11月のファーストクローズと合わせて、シリーズCの調達額が合計約45億円となった。また同社の累計調達額は111.5億円に達している。

シンクサイト株式会社は、設立以来、独自に開発したGC技術の研究開発に注力してきた。従来の技術では、単一細胞から取得する情報量と分離スピードを両立させることが困難であったが、GC技術の導入により、新たな細胞に関する研究が可能となり、革新的な治療や検査診断の実現に繋がっている。

今回の資金調達により、シンクサイトはVisionSort™のグローバル市場での販売とマーケティング体制の更なる強化を図る。これにより、より多くの製薬企業やバイオテック企業、研究機関への導入を目指していく。また、同社が有する技術的な強みを生かした新たな製品開発や、VisionSort™で取得できる膨大な細胞形態情報データを活用した新たなサービスの開発にも積極的に取り組む予定である。

シンクサイト株式会社ウェブサイト