ピアツーピア（P2P）決済アプリを提供するZiina、シリーズAラウンドにて2200万ドルの資金調達を実施

UAEを拠点とするフィンテック企業Ziinaが、シリーズAラウンドで2,200万ドルを調達した。同ラウンドには、Activant Capital、Avenir Growth、FinTech Collective、FJ Labs、Jabbar Internet Group、Middle East Venture Partners、Y Combinatorなどが参加しており、Ziinaの総調達額は2020年の設立以来3,000万ドルを超えた。

Ziinaは、ピアツーピア（P2P）決済アプリとしてスタートし、友人間の請求書分割や、ビジネス向けのデジタルウォレット機能を提供することで、急速に顧客基盤を拡大している。中小企業（SME）セグメントの急成長に伴い、Ziinaは、個人向けの「Ziina Personal」とビジネス向けの「Ziina Business」という2つのプラットフォームを展開。特に、ビジネス向けには、Apple PayやGoogle Pay、Mastercard、Visaを利用した支払いリンクの送信機能や、WooCommerceやShopifyとの統合によるオンライン決済のためのゲートウェイ、QRコードを用いた対面決済ソリューションを提供している。

今後4年間で20万の月間アクティブビジネスをプラットフォーム上に持つことを目指している。

Ziinaウェブサイト