着るロボットによる“力と技のアシスト”で人の身体能力を補完・拡張し、望むパフォーマンスをだれもが発揮できる世界の実現をめざす株式会社INOMER、シードラウンドにて4,500万円の資金調達を実施

Image Credits: 株式会社INOMER

着るロボットによる“力と技のアシスト”で人の身体能力を補完・拡張し、望むパフォーマンスをだれもが発揮できる世界の実現をめざす株式会社INOMER、シードラウンドにて4,500万円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.09.05

株式会社INOMERは、ライトアップベンチャーズ株式会社を無限責任組合員とするライトアップベンチャーズ1号投資事業有限責任組合を引受先とし、第三者割当増資により、シードラウンドにて4500万円の資金調達を実施した。

この資金調達は、着るロボットによる“力と技のアシスト”を通じて、身体能力を補完・拡張し、望むパフォーマンスを誰もが発揮できる世界の実現を目指すINOMERにとって、重要なステップである。

株式会社INOMERは、奈良県奈良市に本社を置き、代表取締役CEOの桂典史が率いる企業である。着るロボットによるアシスト技術を導入し、特に脳卒中による片まひ者向けの歩行リハビリ用のプロトタイプ「プロトH」の開発を進めている。この取り組みは、協力医療機関での実証試験を通じて、実際のリハビリテーションにおける効果を検証することを目的としている。

今回の資金調達を受けて、INOMERは「プロトH」の開発をさらに加速させる方針である。このプロトタイプは、モーターとワイヤーの力を活用し、理学療法士による支援を補完する機能を備えている。これにより、従来の力のアシストだけでなく、正しい歩行姿勢へ導く「技のアシスト」も実現することを目指している。

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