脱炭素ソリューションを手がける株式会社クリーンエナジーコネクト、109億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.09.06
株式会社クリーンエナジーコネクトはグリーンプロジェクトボンドとメザニンローンを利用し、合計で109億円を調達した。この資金調達によって、同社の累計資金調達額は518億円に達することとなる。
さらに、信託ABLはBBB+の格付けを取得しており、これは信頼性の高い資金調達を示唆している。資金調達のスポンサーは株式会社クリーンエナジーコネクトであり、プロジェクト運営会社は合同会社CN太陽光4号である。
アレンジャーにはゴールドマン・サックス証券株式会社が名を連ねており、受託者は三菱HCキャピタル信託株式会社である。また、信託ABLの貸付人には朝日生命保険相互会社、株式会社常陽銀行、第一生命保険株式会社、株式会社八十二銀行、富国生命保険相互会社、株式会社北陸銀行が含まれている。メザニン貸付人には株式会社脱炭素化支援機構が名を連ねている。
調達された資金は、主に太陽光発電プロジェクトの実施に使用される。
株式会社クリーンエナジーコネクトは脱炭素経営企業やRE100参加企業向けに、Non-FIT太陽光発電によるグリーン電力と環境価値を提供している。特に、オフサイトコーポレートPPAのプロジェクトにおいて、約800箇所、約72MW-DCのNon-FIT低圧太陽光発電所の開発を進めている。
同社の取り組みは、気候変動問題の解決に向けた具体的かつ実効的な取り組みであり、今後の展開が期待される。