レストラン顧客のマーケティングプラットフォームを提供するMomos、シリーズAラウンドにて1,000万ドルの資金調達を実施

Image Credits: Momos

レストラン顧客のマーケティングプラットフォームを提供するMomos、シリーズAラウンドにて1,000万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.09.20

シンガポールとサンディエゴを拠点とするレストラン顧客エンゲージメントプラットフォームであるMomosが、645 Venturesをリード投資家とする1,000万ドルのシリーズA資金調達を実施した。この資金調達により、Momosはこれまでの総資金を1,700万ドルに達成した。

Momosは、2021年にSai Alluri氏とAndrew Liu氏によって設立された。設立以来、顧客サービス、顧客体験、マーケティングに焦点を当てたAI駆動のソリューションを提供している。現在、同社は北米、アジア太平洋、中東の10か国で事業を展開している。

今回の資金調達には、Alpha Wave Global、Peak XV、Soma Capital、FJ Labs、Taurus Ventures、Correlation Venturesなどの追加投資家が参加している。これにより、Momosは顧客エンゲージメントの向上を目指す新たなプロジェクトの実施に必要な資金を調達することが可能となった。

同社は、顧客エンゲージメントの向上を図るために、AI技術を駆使することに力を入れている。特に、顧客からのフィードバックをリアルタイムで分析し、サービスの質を向上させるためのソリューションを提供している。これにより、レストランは顧客のニーズを把握し、より良い体験を提供することができる。
さらにOpenAIと提携し、GPT-3のベータプログラムに参加している。これにより、同社は最新のAI技術を活用し、顧客サービスを一層向上させることが期待されている。AIの導入により、レストランは顧客とのインタラクションを効率化し、パーソナライズされたサービスを提供することが可能となる。

この資金調達は、Momosにとって新たな成長の第一歩であり、今後はさらに多くの国にサービスを展開し、グローバルな顧客基盤を築くことを目指している。

Momosウェブサイト