Raycast、シリーズBラウンドにて3000万ドルの資金調達を実施

Image Credits: Raycast

Raycast、シリーズBラウンドにて3000万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.09.25

RaycastがシリーズBラウンドにて3000万ドルを調達し、これにより累計調達額は4,500万ドルを超えた。今回の資金調達はAtomicoが主導し、Accel、Coatue、Y Combinator、Atlassian Ventures、World Innovation Labなどの投資家が参加した。著名な個人投資家には、GitHubのCEOトーマス・ドームケ、ShopifyのCEOトビ・リュトケ、VercelのCEOギレルモ・ラウチが含まれる。

Raycastの主な機能は、アプリケーション、ファイル、コマンド、ワークフローへの迅速なアクセスを提供するキーボードベースのインターフェースである。このアプリは、ユーザーが特定のアプリを起動したり、新しいブラウザタブを開いたり、GitHubのプルリクエストを作成したり、遅れることを伝えるためのテキストメッセージを送信したりするためのショートカットを作成することを可能にする。Raycastは、日々の業務における混沌を整理することを目的としている。

また、プラットフォームの重要な部分は「拡張機能」である。拡張機能は、ユーザーがRaycastの機能を拡張し、サードパーティのツールやサービスとの統合を行い、時間のかかる作業を自動化するための小さなプログラムである。Raycastは2020年にロンドンで設立され、創業者のトーマス・ポール・マン(CEO)とペトル・ニコラエフ(CTO)は、Meta(旧Facebook)での経験を生かして、日常業務で直面する問題を解決するためにこのアプリを開発した。

2020年のデビュー以来、Raycastは特にソフトウェアエンジニア、プロダクトデベロッパー、デザイナーの間で強い支持を得ている。現在、同社は22,000人の開発者コミュニティと、Macの機能において数十万人のデイリーアクティブユーザーを誇っている。

Raycastウェブサイト