食材スーパーマーケットDX統合管理ソリューション「Q Market」を運営するAs We Make、シリーズBラウンドで110億ウォン(約12億円)の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.09.26
食材スーパーマーケットの DX(デジタルトランスフォーメーション)統合管理ソリューション「Q Market(큐마켓)」を運営する企業、As We Make(애즈위메이크)は、シリーズBラウンドで110億ウォン(約12億円)を調達した。この調達額は、2022年に完了したシリーズAラウンドの50億ウォン(約5.4億円)の2倍以上であり、累積調達額は170億ウォン(約18億円)に達する。また、今回のラウンドには、既存の株主であるNanuri Equity PartnersやStartup Research、JB Investment、HGIに加え、新たにA Ventures、We Ventures、Quantum Ventures Korea、Kiwoom Investment Asset Management、Behigh Investment、The Next Lab、Jurim Partnersなどが参加した。
As We Makeは、韓国の近隣スーパーマーケットとその周辺住民を結ぶオンライン食料品当日配送サービスを提供しており、韓国No.1のO2O(Online to Offline)DX食材スーパーマーケットを目指している。Q Marketは中大型オフラインスーパーマーケットと半径3km以内の消費者をつなぎ、都心に位置する食材スーパーマーケットを配送拠点として活用し、注文後3時間以内に自宅前まで当日配達するサービスを提供している。
Q Marketは、提携スーパーマーケットが流通、物流領域で効率を高められるように、地域住民を活用する人材供給サービス「Q Mom(큐맘)」を提供している。このサービスを導入したスーパーマーケットは、未導入スーパーマーケットに比べて40%以上の人件費を削減できる。また、業界初のデジタル輸送管理システムを基盤とした配達代行サービス「ヘッペダル(햇배달、即日配達の意)」を通じて、自社車両を利用する際に発生する燃料費や車両維持費を100%削減することが可能となる。
今回調達した資金を提携スーパーマーケットの確保と運営効率化のためのソリューション供給に充て、7,200店と推定される食材スーパーマーケットの30%に当たる2,000店舗を来年までに達成することを最優先課題としている。Q Marketを通じて食材スーパーマーケットのDXを確実に支援し、「Q Marketと共に歩む食材スーパーマーケットと共に、食べる・飲む・楽しむを最低価格で味わう世界」に必要なサービスを持続的に提供し、協力して成長することを目指している。