インライン・リアルタイムのガス分析で革新を目指すボールウェーブ株式会社、第三者割当増資を実施

Image Credits: ボールウェーブ株式会社

インライン・リアルタイムのガス分析で革新を目指すボールウェーブ株式会社、第三者割当増資を実施

uniqorns編集チーム 2024.10.01

インライン・リアルタイムのガス分析で革新を目指すボールウェーブ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:赤尾慎吾)は、事業拡大に向け、達盈管理顧問股份有限公司(Darwin Venture Management)及びシスメックス株式会社により、第三者割当増資を実行し、資金調達を完了した。調達資金は同社の経営、事業開発、研究開発の進展に活用される予定である。

ボールウェーブのコア技術であるボールSAWセンサは、物理学の常識を超えた球上のSAWの長距離伝搬現象を利用した高速・高感度なガスセンサである。この技術を応用した微量水分計は露点-100℃以下の水分を検出でき、小型(センサ直径 3.3mm)、高速応答であるため、最先端半導体製造ファシリティや製造装置などへの導入が進められている。
また、ボールSAWセンサを用いて気体中の多種類の微量化学物質を高速・高感度にセンシングし分析することができる手のひらサイズの超小型ガスクロマトグラフ(Sylph™️)は、様々な産業分野においてインライン・リアルタイムのガス分析装置として活用が期待されている。

ボールウェーブ株式会社ウェブサイト