自動車ディーラー向け顧客サービス自動化ツールを販売するNuma、シリーズBラウンドラウンドにて3200万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.10.01
自動車ディーラー向け顧客サービス自動化ツールを販売するNumaは、シリーズBラウンドラウンドにて三井物産により3200万ドルの資金調達を実施した。これにより総調達額は4800万ドルに達している。また、自動車ディーラー向けにAIと自動化を導入することを発表した。
Numaが開発するAIツールは、乗用車ディーラーの現場業務や顧客とのコミュニケーションを自動化・効率化することを目的としている。
このツールは、電話やチャットによる問い合わせへの対応からサービス予約の取り付け、顧客管理、タスク管理、ワークフロー設計に至るまで、複数の小規模な生成AIモデルを組み合わせることで、業務効率化と対顧客サービスの品質向上を実現している。具体的には、このツールの導入により顧客からの問い合わせに対する応対時間が9割以上短縮されることが報告されている。
従来、応対スピードや従業員ごとの応対品質の差が顧客満足度に大きな影響を与えていたが、Numaは生成AI技術を活用することで、ディーラーの顧客リテンション率を改善し、アフターサービスの顧客満足度向上を通じて自動車メーカーのブランド価値向上に寄与している。
このように、Numaは自動車ディーラー向けのAIと自動化を強化し続けており、そのビジョンと戦略が実を結びつつある。