ホスピタリティ業界向けに特別に設計されたオールインワンのSaaS管理プラットフォーム「Aiello-One」を提供するAiello、500万ドルの資金調達を実施

ホスピタリティ業界向けに特別に設計されたオールインワンのSaaS管理プラットフォーム「Aiello-One」を提供するAiello（アイエロジャパン株式会社）は、CDIB Cross Border Innovation Fund（台湾の大手VCであるCDIBとクールジャパン機構の共同ファンド）、E.Sun Venture Capital Co.,Ltd、B Current Mstar Impact Investment社が主導した資金調達ラウンドで、500万ドルを調達した。

調達資金を活用して日本と東南アジア市場でのプレゼンスを高める考えを示している。

Aielloはホスピタリティ業界向けに特別に設計されたオールインワンのSaaS管理プラットフォーム「Aiello-One」を発表した。このプラットフォームは「インターフェイス、オペレーション、インサイト」という3つのコアモジュールを提供し、デジタルソリューションの導入障壁を下げるとともに、柔軟なプラグインシステムを用いて継続的なプラットフォームのアップデートを可能にすることを目指している。

同社は、日本の西武プリンスホテルズ&リゾーツやミレニアムホテル&リゾートなどとの国際的なパートナーシップを築いており、過去3年間で180以上のホテル、20,000以上の客室にサービスを提供している。また、音声やタッチ機能を通じて、5510万件以上のゲストとのやりとりを促進し、471万件以上のゲストのリクエストに応じている。

今後、ホスピタリティ業界における労働力不足や新規ホテルの増加、ブランド改装需要の高まりを背景に、管理システムのデジタル化のニーズがますます高まることが予想される。Aielloは、2024年第3四半期からサービスやコンテンツプロバイダーと協力し、多様な旅程や客室内でのショッピングサービスを導入することで、ゲスト体験を向上させ、ホテルの成長をさらに促進することを目指している。

ホスピタリティ業界におけるデジタルトランスフォーメーションの加速や、顧客ニーズに応じたサービスの拡充が進む中で、Aielloの取り組みは今後の業界において注目されるべき存在となるであろう。

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