藻類による有用脂質生産の研究開発に取り組む株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズ、3000万円の資金調達を実施

藻類による有用脂質生産の研究開発に取り組む株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズ、3000万円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.10.02

株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズ(本社:神奈川県横浜市緑区、代表取締役:太田啓之)は、株式会社リバネスキャピタル(以下LC)・ジャーミネーションファンド1号投資事業有限責任組合(以下GF1)・株式会社広島ベンチャーキャピタル(以下広島VC)・株式会社フォーカスインキュベート(以下FI)・個人投資家複数名を引受先とする第三者割当増資(総額3000万円)により、初の資金調達を実施した。

ファイトリピッド・テクノロジーズは2021年に東工大発ベンチャーとして設立以来、主に企業との共同研究を通じて藻類による有用脂質生産の研究開発を進めている。
同社は今後、瀬戸内に工場などの敷地を有する企業との連携により、自社の培養施設を設置し、藻類から食用油脂・ω3脂肪酸、食用たんぱく質資材を独自に生産することに加え、連携する食品企業への提供を行い、これら食品資材の大規模提供の仕組みづくりを加速する。
このような藻類による有用脂質の大規模生産を推進することにより、将来的には燃料生産も視野に入れ、カーボン・ニュートラルへの貢献の新たな道筋を開拓する予定である。

今回の調達により、同社が大きなターゲットとする油脂高生産藻ナンノクロロプシスによる有用脂質生産を推進していく。

株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズウェブサイト