海外eSIMアプリを展開する株式会社トリファ、12億円の資金調達を実施

株式会社トリファは、ANAホールディングスやグローバル・ブレインなどの新規株主および金融機関から総額12億円の資金調達を実施した。この資金調達により、同社は海外eSIMアプリ「トリファ」のさらなる拡大を目指すとともに、マーケティング施策やプロダクト改善に注力することを計画している。

「トリファ」は、海外で簡単にインターネットを利用できるeSIMアプリであり、現地のSIMカードを購入したり、レンタルWi-Fiを利用したりする手間を省くことができる。これにより、ユーザーはスムーズに海外通信を行うことが可能である。現在、国内のeSIMアプリとしてダウンロード数No.1を誇り、海外渡航者にとって魅力的なサービスを提供している。

資金調達の背景には、サービス利用者の拡大がある。オンラインおよびオフラインでのキャンペーンを強化し、顧客のニーズに応じたマーケティング施策を展開することで、ブランド認知度を向上させる方針である。また、機能改善や新機能の開発を進め、よりパーソナライズされた体験を提供することを目指している。

さらに、トリファは採用や組織の強化にも注力する。プロフェッショナル層の採用を加速させることで、チーム全体のスキルと能力を向上させ、組織の成長を持続的に促進することを計画している。また、インバウンド顧客向けのサービス提供にも注力し、グローバル展開を加速させる意向である。

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