GoStudentがVRおよびAI強化の個別指導を拡充するために9,500万ドルを追加調達

ウィーンに拠点を置くGoStudentは、これまでに総額6億8630万ドルを調達してきた教育テック企業で、今回Deutsche BankおよびLeft Lane Capital, DN Capital, Tencent, Prosus, DST, Coatue、Softbank Vision Fund 2などの投資家から追加で9500万ドルを調達したことを発表した。この調達は株式と債務資本の組み合わせとして行われた。

GoStudentは、これまでの資金を使用して、補完的なプロダクトの買収を行ってきた。例として、昨年ドイツの伝統的な家庭教師会社であるStudienkreisを買収している。

現在の企業評価額は約30億ユーロとされるこのユニコーン企業は、この新しい資金調達を使用して、DACH地域に「強化されたハイブリッド学習ソリューション」を提供するとしている。これには、オンラインとオフラインの教育サポートの強化、および最近立ち上げられたバーチャルリアルティ言語学習プラットフォーム「GoVR」の使用拡大が含まれる。

さらに、同社は現在「AIビジョン」を持ち、AI駆動のツールの作成を優先すると発表している。現在、プラットフォーム上に約23,000の家庭教師を擁しており、地域のカリキュラムに基づいて訓練された「AIレッスンプランジェネレーター」を開発する予定である。このツールの目的は、1レッスンあたり平均15分の時間を家庭教師が節約することである。