現場の書類を生かしそのままDXを実現するcodeless technology株式会社、1億円の資金調達を実施

Image Credits: codeless technology 株式会社

現場の書類を生かしそのままDXを実現するcodeless technology株式会社、1億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.10.17

現場の書類を生かして、そのままDXを実現するcodeless technology株式会社は、Gazelle Capitalをリードインベスターとし、浜松いわた信用金庫をLPとする「しんきん-やらまいか投資事業有限責任組合」を通じて1億円の資金調達を実施した。

日本の中小企業は、システム導入に際して大きな壁を抱えている。特に、限られた予算と人員の中で、システム導入の失敗を恐れるあまり、最初から完璧なものを求める傾向がある。このような文化が、システム制作に多くの時間とコストをかける原因となっている。

codeless technology株式会社の開発するシステム「Photolize」は、書類を送るだけで簡単にデジタルフォームを生成し、即座に現場でテストができる仕組みを提供する。このアプローチにより、短期間で低コストでのトライアンドエラーが可能となり、システムの精度が向上する。結果として、より良いシステムを短時間で完成させることができる。

Photolizeは、従来の仕様書を作成するプロセスを大幅に簡素化する。従来のシステム開発では、仕様書の作成に数ヶ月を要することもあったが、このサービスではユーザーが書類を送るだけでデジタルフォームが生成される。これにより、システム導入が簡単になり、現場のニーズに即した改善も迅速に行えることが可能である。

調達した資金は、顧客の利便性を高め、Photolizeの普及を進めるために活用される。また、営業スタッフの増員や、既存スタッフの効率化を図っていく方針である。

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