AIケアマネージメント「ヴォクセラ Vケア」を提供するVoxela、プレシリーズAラウンドにて資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.10.21
AIケアマネージメント「ヴォクセラ Vケア」を提供するVoxela, Inc.は、プレシリーズAラウンドにてALL STAR SAAS FUND、Archetype Ventures、セーフィーベンチャーズ株式会社、医療法人珪山会により資金調達を実施した。日本の介護福祉施設への導入実績、また他に類を見ない機能・精度が高く評価され、累積調達額は7億円以上となった。
Voxelaは、日本をはじめとする先進国の介護の新しいあり方を再定義し、テクノロジーを通じて、各高齢者に合わせた最適なケアを提供しながら、施設としても持続可能な社会の実現を目指している。この使命のもと、AIによる画像解析技術を活用し、介護福祉施設や病院での転倒や徘徊などの事故・リスク検知のみならず、モニタリングや事故報告、評価、そして予防・防止までを一貫して行うことが可能なサービス「ヴォクセラ Vケア」を開発している。
シリコンバレー発の最先端AIを駆使したVoxelaの技術は、介護の現場で直面する課題に対して、迅速かつ効果的な方法によりサポートする「ヴォクセラ Vケア」を国内外で提供し、介護業界におけるイノベーションをリードしている。施設内のモニタリングに使用するカメラから映像データをリアルタイムで取得し、プライバシーが守られた形でAI画像解析を行う。イレギュラーな事象が発生した場合には、それを即座に検知し、介護スタッフが速やかに対応できるよう映像データとともに通知する。また、蓄積されたデータから将来的なリスクの予測分析を行える機能により、事故を未然に防ぐ手助けも可能である。
導入された施設からは、「イレギュラーな対応件数の削減、また対応にかかる時間も大幅に削減することができた」という声が寄せられている。そのほか、「設置・導入コストが抑えられる」「付属のアプリが使いやすく運用の手間も少ない」といった点も高く評価されている。人手不足に悩む現場で日常業務の負担を減らし、より高品質なサービスの提供を可能にしており、全国での問い合わせが増加している。
製品リリースから3年で導入先も順調に拡大しており、今回の資金を元にさらなる機能拡充と国内外への展開を加速させるとともに、世界中の高齢者が自分らしく、そして家族が安心して暮らせるよう、介護ソリューションのさらなるアップデートと普及に邁進していく。