リハビリDXツール「デジリハ」を開発・提供する株式会社デジリハ、プレシリーズA2ラウンドにて資金調達を実施

Image Credits: 株式会社デジリハ

リハビリDXツール「デジリハ」を開発・提供する株式会社デジリハ、プレシリーズA2ラウンドにて資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.10.25

リハビリDXツール「デジリハ」を開発・提供する株式会社デジリハは、One Capital株式会社、ベータ・ベンチャーキャピタル株式会社、鎌倉投信株式会社、株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、ひびしんキャピタル株式会社を引受先としたプレシリーズA2ラウンドにて第三者割当増資による資金調達を実施した。この資金調達によって、累計調達額は4.4億円となった。

株式会社デジリハは、2021年からサービスを提供し、現在では全国約100箇所の医療機関や教育機関に導入されている。しかし、日本国内には児童発達支援が10,190箇所、放課後等デイサービスが19,178箇所存在するとされ、デジリハをさらに多くの施設に届ける必要がある。

また、デジリハは使用データを蓄積し、リハビリの評価につなげるシステムの開発にも着手している。これにより、環境に関わらず誰もが質の高いリハビリにアクセスできる社会の実現を目指している。さらに、障害児者の家族が働きやすい環境の整備にも力を入れている。

資金調達の背景には、障害児者のリハビリテーションにおける課題がある。高頻度なリハビリテーションが効果的である一方で、専門的な支援を提供できる人材が不足しているため、個別のニーズに応じたリハビリの提供が難しい状況である。株式会社デジリハは、誰でも簡単に使用できるデジタルリハビリツールを通じて、この課題に取り組んでいる。
今回の資金調達によって、営業職やエンジニア職などの採用を進め、組織体制を強化する方針である。

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