ファイトケミカルプロダクツ株式会社、昭和産業株式会社と資本業務提携および5.08億円の資金調達を実施

ファイトケミカルプロダクツ株式会社は、昭和産業株式会社と個人投資家により総額5.08億円の資金調達を実施した。また、昭和産業株式会社と資本業務提携を締結した。

ファイトケミカルプロダクツ株式会社は、昭和産業株式会社との戦略的パートナーシップを通じて、イオン交換樹脂法で生み出される製品や未利用資源の有効活用技術の共同開発を行うことが決定した。この提携により、開発のスピードアップが図られ、ガバナンス体制の構築や販売の強化など、多角的な面からの協力関係が構築される見込みである。これにより、ファイトケミカルプロダクツは2025年以降に新工場を稼働させ、イオン交換樹脂法の量産化技術を完成させることでさらなる事業拡大を図る計画である。

同社は、東北大学大学院工学研究科の北川尚美教授および廣森浩祐助教が開発したイオン交換樹脂を用いたグリーン反応分離技術を活用しており、国産の米ぬか由来のスーパービタミンEや燃料などの製造販売事業を推進している。また、イオン交換樹脂法の技術提供に関するライセンス・エンジニアリング事業も展開している。

ファイトケミカルプロダクツ株式会社ウェブサイト