ポケトーク株式会社は、富士ソフト株式会社と資本業務提携および10億円の資金調達を実施

ポケトーク株式会社は、富士ソフト株式会社から追加で10億円の資金調達を実施した。これにより、同社の累計調達額は68.3億円に達した。また、両社が製品やサービスの品質、および機能性を向上させることを目的に資本業務提携を締結した。

ポケトーク株式会社は、AI通訳機「ポケトーク（端末）」のハードウェアビジネスに加え、ソフトウェアシリーズの強化を図るために、富士ソフト株式会社との協業を進めている。この協業により、法人需要が高いソフトウェアシリーズにおいてプロダクトの強化を実施するとともに、ユーザーの声を迅速に反映する開発体制を整える予定である。

新たに販売を開始した「ポケトークS2」は、74言語を音声・テキストに翻訳し、11言語をテキストのみに翻訳することができる。その機能は従来機種よりも大幅に向上しており、世界170以上の国と地域で使用可能なモバイル通信機能を内蔵している。また、バッテリーの持続可能時間も改善され、様々なシーンでの利用が可能である。

さらに、「ポケトーク アナリティクス」との連携により、セキュリティ面も強化され、個人利用だけでなく、企業や団体、自治体での導入においても安心して使用できる環境が整備されている。このように、ポケトーク株式会社は「言葉の壁のない世界」の実現に向けて、様々な取り組みを行っている。

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