唾液による次世代の感染症デジタル検査デバイスの研究開発を行うナノティス株式会社、シードラウンドにて資金調達を実施

唾液による次世代の感染症デジタル検査デバイスの研究開発を行うナノティス株式会社、シードラウンドにて資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.10.31

唾液による次世代の感染症デジタル検査デバイスの研究開発を行うナノティス株式会社は、シードラウンドにて栄研化学株式会社により資金調達を実施した。

ナノティスは2016年に設立され、「感染症に怯えず暮らせる世界を創る」というミッションのもと、正確かつ迅速、簡単で安価なデジタル検査機器の研究開発を行っている。特許取得済みの「Nucleic Acid Navigated Optically Traceable Immuno‐Sensing(以下NANOTIS 法)」は、誘電泳動法による「濃縮」という概念を検出技術に融合したものであり、世界初のプラットフォーム技術である。この技術により、同社はインフルエンザウイルスの迅速検出に成功し、今後は疾患サーベイランスや遠隔医療などのデジタルヘルス分野との融合も期待されている。

今回の調達は、NANOTIS法の研究開発および実装を加速させるものであり、すべての人がいつでも・どこでも利用可能な次世代の検査キットの製造販売を目指す。

ナノティス株式会社ウェブサイト