血中バイオマーカ―の定量試薬開発を行う株式会社BioPhenoMA、プレシリーズAラウンドにて約1.9億円の資金調達を実施

Image Credits: 株式会社BioPhenoMA

血中バイオマーカ―の定量試薬開発を行う株式会社BioPhenoMA、プレシリーズAラウンドにて約1.9億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.11.07

株式会社BioPhenoMA(東京都新宿区、社長:丹羽大介、CEO:藤井直人)は、早稲田大学ベンチャーズ株式会社およびJMTCキャピタル合同会社を引受先とする第三者割当増資(プレシリーズAラウンド)により、約1.9億円の資金調達を実施した。

BioPhenoMAは、早稲田大学 伊藤悦朗教授らが開発した、極微量タンパク質の検出技術「TN-cyclon™」を有するスタートアップである。
がんや神経変性疾患(アルツハイマー病やパーキンソン病など)に関連する研究を推進しており、これまでの研究成果をもとに、大手メーカーや製薬会社と、血中バイオマーカ―の定量試薬開発の共同研究開発や委託研究を実施している。「誰もがどこでも簡単に『極微量タンパク質検出』を行える革新的なプラットフォームを創生し、生物医学分野の更なる進歩に貢献する」というミッションを掲げて研究開発を推進している。

今回の資金調達により、現在実施中の共同研究や委託研究の推進強化、がんや神経変性疾患領域を中心とした自社研究用試薬の更なる開発、およびエクソソームをはじめとしたその他のバイオマーカ―についての研究開発を促進する計画である。

株式会社BioPhenoMAウェブサイト