加水分解製造の独自技術を活用し食品の開発・製造を行う日本ハイドロパウテック株式会社、約4億円の資金調達を実施

日本ハイドロパウテック株式会社（以下、NHP）は、INSPiRE Mutualistic Symbiosis Fund 1投資事業有限責任組合（以下、IMSF）から約4億円の資金調達を実施した。

NHPは、2014年の創業以来、加水分解製造の独自技術を活用して食品の企画・開発・製造・販売を行っている。この技術は、従来の醸造や発酵法に比べて圧倒的に時間を短縮でき、かつ化学薬品を使用しないため環境負荷を軽減することができる。完成品は原材料がそのまま表示され、アレルゲンフリー対応や代替乳、代替肉分野への応用が期待されている。

同社の技術は国内外で高く評価されており、多くのメーカーや販売店と連携している。また、株式会社ロッテとの資本業務提携により、カカオ資源の有効活用も進められている。このように、NHPは革新的な技術を用いて、食品業界での地位を確立しつつある。

今回の資金調達によって、NHPはASEAN市場におけるプレゼンスを強化し、海外展開を加速させていく。

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