慢性疾患を抱える患者向けスマートデバイスを提供するGeneral Prognostics、資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.11.13
慢性疾患を抱える患者向けにスマートウォッチなどのウェアラブルデバイスを用いた遠隔モニタリングソリューションを開発・提供しているGeneral Prognostics, Inc.は、日本電気株式会社の子会社であるNEC X, Incにより資金調達を実施した。
同社が提供するソリューション「CardioID」は、スマートウォッチやスマートスケールといったデバイスから心拍数、歩数、音声、体重などのデジタルバイオマーカーを収集する。このデータをもとに開発された独自のアルゴリズム「Bloodless Blood Tests」によって分析し、医療従事者が適切なタイミングで医療介入できるように、慢性疾患患者の状態をリアルタイムでモニタリングする仕組みである。
この新しいモニタリングソリューションは、植込み型デバイスや血液検査を必要としないため、従来の手法に比べて侵襲性が低く、早期予測の精度も高い。これにより、慢性疾患患者の健康管理がより容易になり、医療の質が向上することが期待される。