eスポーツを活用したメタバース教育コンテンツを提供するゲシピ株式会社、シリーズB 1stラウンドにて資金調達を実施ー累計調達額は5億円超えに
uniqorns編集チーム 2024.11.28
eスポーツを活用したメタバース教育コンテンツを提供するゲシピ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:真鍋 拓也、以下「ゲシピ」)は、日本ベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表:多賀谷 実)をリードインベスターとして、既存投資家のXTech Ventures株式会社、Stocked Capital、新規投資家の株式会社Power Angels、および個人投資家を引受先としたシリーズB 1stラウンドの資金調達を実施した。この資金調達により、これまでの累計調達額は5億円を超えることとなった。
ゲシピでは「eスポーツで一人ひとりの可能性がひろがる教育機会を」というミッションのもと、「eスポーツ英会話®︎」「リスキリングeスポーツ英会話®︎」などのメタバース教育コンテンツを提供している。特に「eスポーツ英会話®︎」は、2020年のサービス開始以来、急速に会員数を増やし、受講実績は20万回を超えるサービスへと成長を遂げた。継続率は96%を超え、累計顧客レビュー数も12,000件を突破している。さらに、2024年8月時点の顧客レビューでは、4.81点(5点満点中)という高評価を得ている。
多くの会員から「楽しみながら学べる」という声が寄せられており、データとしてもその効果が裏付けられている。「英語が嫌い」「どちらかというと嫌い」との回答が受講前では約30%に達していたのに対し、受講後にはその割合が約2%にまで減少している。このデータからも、eスポーツを活用した学習が、苦手意識の克服に役立ち、楽しさを感じながら英語力を向上させることにつながるとわかる。
「好きなことに熱中する力」と「英語」を組み合わせることで、気軽に英語に触れるきっかけを作っている本サービスだが、eスポーツやメタバースという領域には、新しい学びの形と可能性が広がっている。ゲシピでは、これらの領域が持つ「夢中になれる体験から得る学び」といった特性に着目し、これからも新しい教育の在り方を模索し、一人ひとりの可能性を広げる機会を拡大していく方針である。
今回調達した資金は、eスポーツ英会話®︎事業のさらなる事業拡大と、メタバースを活用した新たな教育価値の創出に充てる。
これに伴い、オプションレッスンを含む新規商品の開発や、レッスンの質向上を目指したAI開発、さらにはeスポーツ英会話以外の新たなメタバース教育プログラムの開発も推進する予定である。また、これらを実現するために必要な人材採用や組織体制の強化を行なっていく。