NOT A HOTEL株式会社、デットファイナンスによる総額105億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.12.02
NOT A HOTEL株式会社は、2024年11月までに、NOT A HOTEL各拠点の開発を更に加速すると共に、グローバル展開、新規事業開発などへの投資を加速させていくために、複数の金融機関から借入を実施し、デットファイナンスによる総額105億円の資金調達を実施した。
今回の調達により累計調達額は総額で約223億円(エクイティ総額約105億円、デット総額約118億円)となる。
借入先および借入金額(敬称略、順不同)
・株式会社三井住友銀行 :30億円
・株式会社千葉銀行 :26億円(シンジケートローン)
・株式会社広島銀行 :23億円(シンジケートローン)
・株式会社みずほ銀行 :11億円
・三井住友信託銀行株式会社:10億円
・株式会社群馬銀行 : 5億円
<シンジケートローン参加金融機関>
・株式会社商工組合中央金庫
・株式会社中国銀行
・しまなみ信用金庫
・株式会社武蔵野銀行
・株式会社第四北越銀行
NOT A HOTELは、「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、世界的な建築家やクリエイターが手がけるデザイン性と、IoTなどのテクノロジーによる快適性を両立した、ハイエンドな別荘を提供している。また、自分が購入したハウスだけでなく、全てのNOT A HOTELを相互に利用できるネットワーク性が特徴である。自宅や別荘のように資産として保有でき、相互利用可能な物件を毎年10泊単位からシェア購入できる。
同社は創業から4年で9拠点の販売開始・開業を実現し、2024年11月時点で累計契約高284億円、オーナー数659名を達成した。2024年7月から本格的に海外販売も開始し、グローバル展開も強化している。また、同月に発表した首都圏と北海道の新たな3拠点をはじめとする6つの新プロジェクトも始動しており、規模拡大に伴う人件費等の増加に対して大型のコミットメントラインを活用することで、資金需要への機動的な対応が実現できることとなった。
引き続き増加する拠点開発に対して、拠点に位置する地域金融機関を中心に融資調達を積極的に活用し、新規拠点開発を通じて地域観光の発展に尽力していく。