落とし物クラウド「find」を提供すする株式会社find、シリーズAラウンドにて約7億円の資金調達を実施

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落とし物クラウド「find」を提供すする株式会社find、シリーズAラウンドにて約7億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.12.02

落とし物クラウド「find」を提供する株式会社findは、株式会社Dual Bridge Capitalをリード投資家とし、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(HIRAC FUND)、DIMENSION株式会社、ベータ・ベンチャーキャピタル株式会社からの株式調達及び三菱UFJ銀行、みずほ銀行、北國銀行からの融資によりシリーズAラウンドにおいて、約7億円の資金調達を実施した。
これにより同社の累計資金調達額は約8.5億円に達した。

findは、「落とし物が必ず見つかる世界へ」というビジョンのもと、2021年から運営を開始している。現在、24社、2,000ヶ所以上の施設で導入されており、登録される落とし物の数は約90万件に達している。そのうち、返却された落とし物の数は約24万件にのぼり、findを通じて多くの大事な落とし物が返却されている。
今後の目標としては、2026年4月までに約80社、10,000ヶ所での導入を目指すとともに、2025年10月には、場所や施設にとらわれず、どこに落としたか分からない落とし物も問い合わせできるサービスの開発を進めていく。

落とし物クラウドfindは、ユーザーが「連絡するだけでも大変」「探したくても見つからない」という悩みを解決するサービスである。最新の技術を取り入れ、様々なサービスと連携することで利便性を向上させている。遺失物管理だけでなく、返却率向上や業務効率化を実現し、ユーザーとのコミュニケーションから警察署への連携まで、ワンストップで利用できる仕組みを提供している。

新たな落とし物チャットサービス「ユニバーサル find chat(仮)」構想を発表している。このサービスは、200以上の言語に対応しており、世界中のユーザーにスムーズな体験を提供することを目指している。また、LINEアプリをインストールしていないユーザーでも、メールアドレスを使った簡単な認証を経てブラウザ上でチャットが開始できることが特徴である。
この構想が実現すれば、言語の壁を越えたコミュニケーションが可能となり、日本を訪れるすべての方に素晴らしいおもてなしを提供実現可能とする。

今回調達した資金は、横断検索機能の開発や人材採用の強化に活用する予定である。


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