公立の小中学校向けの集金決済サービス「スクペイ」を提供する株式会社MEME、プレシリーズAファーストクローズにて資金調達を実施ー累計調達額は1.75億円に
uniqorns編集チーム 2024.12.06
株式会社MEME(本社:東京都中央区、代表取締役・齋藤舞)は、プレシリーズAファーストクローズにてイノベーションディスカバリー2号投資事業有限責任組合(栖峰投資ワークス)、FINOLAB1号投資事業有限責任組合、Iceblue Fund有限責任事業組合を引受先とした第三者割当増資により、調達累計額は1.75億円に達した。
株式会社MEMEは、「新しい価値を創造し、人々の豊かな未来に向き合い続ける」をミッションとして、親子向けお金のアプリ「manimo」をリリースし、親子のお金の流れをシンプルにするサービスを運用している。子育て中の保護者や学校教育現場から、子育てに関わるお金のやり取りが煩雑であるとの声を多く受けており、これに応えるべく家庭と教育現場を繋ぐサービス「スクペイ」を2024年4月に正式リリースした。
リリース直後から多くの学校や自治体に利用され、リリースから半年ほどで約70校への導入が進んでいる。現在、約4万人の保護者が学校への教材費、遠足費、給食費などの支払いに「スクペイ」を利用している。また、MRR成長率は33%を達成しており、2025年の全国展開を目指して、サービス機能のさらなるアップデートと営業体制の強化を進めている。
【学校の集金業務をシンプルにする「スクペイ」】
「スクペイ」は公立の小中学校向けの集金決済サービスで、集金業務をデジタル化することで、教職員の業務負担を軽減する。学校は「スクペイ」を通じて保護者に請求書を発行でき、保護者はスマホで請求を受け取り、そのまま支払いが可能である。銀行口座を設定することで銀行即時決済が可能になり、コンビニ支払いを選択する場合は最寄りのコンビニエンスストアで現金による支払いも利用できる。さらに、「スクペイ」の特徴として、利用料のみで利用できるため、銀行口座からの決済手数料は一切かからない。
「スクペイ」は、保護者の口座情報や個人情報を学校側で入力・表示することなく、安全に利用できる。集金画面はシンプルで直感的に操作できる設計となっており、「スクペイ」の帳簿に自動反映されるため、残高の確認はもちろん、収支管理まで一元的に行うことが可能である。