AIメンタルパートナー「アウェアファイ」を提供する株式会社Awarefy、シリーズAラウンドにて約4億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.12.11
株式会社Awarefyは、、シリーズAラウンドとして、第三者割当増資により総額約4億円の資金調達を実施した。この資金調達は、リード投資家としてDBC1号投資事業有限責任組合が参加している。また、GENDA Capital 1号投資事業有限責任組合が名を連ねている。既存株主からの追加出資には、epiST Ventures 1号投資事業有限責任組合、株式会社オールアバウト、デジタルヘルスファンド大阪投資事業有限責任組合が含まれている。
株式会社Awarefyは、最先端AIテクノロジーと科学的な心理学理論を結びつけたAIメンタルパートナー「アウェアファイ」を企画・開発・運営している。人々が自分の“大切にしたいこと”と向き合える社会を実現するために、メンタルヘルスケアの領域で様々な事業展開を行っている。
AIメンタルパートナー「アウェアファイ」は、認知行動療法やマインドフルネスなど、科学的に根拠のある心理学の理論とAI技術を融合させ、心の健康と成長をサポートするスマートフォンアプリである。2023年4月には、生成AI技術を製品に早期に取り入れ、AIキャラクター「ファイさん」と共に進化を続けている。アプリの累計ダウンロード数は70万を超えている。
このアプリには、傾聴と共感を重視した対話機能や心のコンディションを分析する機能、マインドフルネス瞑想の音声ガイド、心の課題別学習コースなど、300種以上のメンタルヘルス関連コンテンツが揃っている。
2020年にサービスをリリース以降、機能のアップデートやリブランディングを経て順調に成長している。特に2023年にはAIチャットボット機能を実装し、2024年5月にはAIレコメンド機能をリリースしたことにより、その成長はさらに加速した。公式キャラクター「ファイさん」とユーザーとのチャットラリー数は、直近半年間で300万件を突破している。
今回の資金調達により、アプリ「アウェアファイ」のAI機能を強化するだけでなく、認知行動療法に基づくプログラムや心理・福祉の専門スタッフによる面談が受けられるリアル拠点の運営にも進出する予定である。これは2025年を目指して進められる。
株式会社Awarefyでは、デジタルマーケティング、デザイン、エンジニアリング、データ分析など、多様な職種で仲間を募集している。特に、生成AIの活用や先進的な技術スタックを活かし、メンタルヘルスの課題解決に寄与したいと考えている方を積極的に迎え入れる方針である。