革新的なガス分離膜技術でカーボンニュートラル社会実現を目指す京都大学発のディープテック・スタートアップである株式会社OOYOO、約9億円の助成金を調達

Image Credits: 株式会社OOYOO

革新的なガス分離膜技術でカーボンニュートラル社会実現を目指す京都大学発のディープテック・スタートアップである株式会社OOYOO、約9億円の助成金を調達

uniqorns編集チーム 2024.12.16

革新的なガス分離膜技術でカーボンニュートラル社会実現を目指す京都大学発のディープテック・スタートアップである株式会社OOYOO(本社:京都府京都市、代表取締役:大谷 彰悟)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が主催する「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業(GX)」のPCAフェーズに採択された。

今回の採択により、約2年間で約9億円が助成される。また、2024年10月にはシードラウンドとして複数のベンチャーキャピタルから総額4.3億円の資金調達を実施している。2022年に採択されたNEDOによるグリーンイノベーション基金事業も含め、現時点での累計調達額(本助成金含む)は、約23.5億円となっている。

株式会社OOYOOは、京都大学発のディープテック・スタートアップ企業として、2020年に設立された。創業者であるイーサン・シバニア教授の独自技術を基盤に、ガス分離膜の研究開発を進め、特にCO2分離における高性能と低コストの両立を目指している。同社の分離膜技術は、従来技術に比べてCO2回収のコストを1/3以下に抑え、省スペースな設置を可能にする点で、脱炭素化社会の実現に向けた次世代の環境技術として、高い注目を集めている。

これまでに多数の産業パートナーと連携し、技術の実装と社会実装に向けた取り組みを進めてきた。本助成事業の成功により、株式会社OOYOOの技術を活用した更なるスケールアップやあらゆる産業分野への展開を加速し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指す。

【採用募集について】
株式会社OOYOOでは我々の技術を通じて持続可能なカーボンニュートラル社会を実現する技術開発及び事業開発メンバーを積極的に募集している。

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