株式会社Preferred Networks、総額190億円の資金調達を実施

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株式会社Preferred Networks、総額190億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.12.23

株式会社Preferred Networksは、SBIグループをリードインベスターとする第三者割当増資および金融機関からの融資により、総額190億円の資金調達を実施した。

株式会社Preferred Networks(PFN)は、生成AI基盤モデルからスーパーコンピュータ、チップ(半導体)まで、AI技術のバリューチェーンを垂直統合することで、ソフトウェアとハードウェアを高度に融合したソリューション・製品を開発し、様々な産業領域で事業化している。

2020年、2021年に独自開発のAIプロセッサーMN-Core™を搭載したPFNのスーパーコンピュータMN-3が電力効率(Green500ランキング)世界1位を3度獲得した。さらに計算効率・電力効率の高い後継機MN-Core 2を計算資源としたAI向けクラウドサービスPreferred Computing Platform™(PFCP™)を2024年10月から提供している。また、PFNグループがフルスクラッチ開発する日本語性能に優れた大規模言語モデルPLaMo™を2024年12月から提供している。

第三者割当増資引受先(五十音順)
• SBIグループ
• 積水ハウス投資事業有限責任組合
• 株式会社日本政策投資銀行
• 三菱商事株式会社
• 株式会社ワコム

融資(五十音順)
• 株式会社商工組合中央金庫
• 株式会社三井住友銀行
• 株式会社三菱UFJ銀行
• 株式会社りそな銀行

今回の資金調達により、優秀な人材の採用を強化し、低消費電力のAIプロセッサーMN-Core™シリーズの開発・製造・販売に投資する。特に、現在開発中の生成AI向け推論プロセッサーMN-Core L1000の開発を加速させる。

また、国産生成AI基盤モデルPLaMo™の性能強化を行い、それらを活用した幅広い領域のソリューション・プロダクトの開発を進める。そのために必要な大規模な計算基盤の拡充を行い、AI技術の社会実装に貢献する。



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