ライブストリームショッピングアプリショッピングアプリWhatnot、シリーズEラウンドにて2億6,500万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2025.01.08
ライブストリームショッピングアプリWhatnotは、シリーズEラウンドにて2億6500万ドルの資金調達を実施した。これにより同社の評価額は約50億ドルに達した。この資金調達ラウンドは、Avra、DST Global、Greycroftが共同で主導し、Andreessen Horowitz(a16z)、CapitalG、BOND、Durable Capital Partners、Y Combinatorが参加した。
Whatnotは、ユーザーがライブ動画を通じてトレーディングカードやコミック、スニーカーなどのアイテムを販売できるプラットフォームを提供している。このプラットフォームの重要な特徴の一つは「サドンデスオークション」である。このオークションでは、最後の入札者がアイテムを獲得する仕組みとなっている。最近、フラッシュセールと呼ばれる新しい販売方法を導入し、この方法では、売り手がカスタマイズ可能な時間制限付きの割引を提供することができ、ライブストリーム中にカウントダウン時計が設置されることで買い手に緊張感を与える仕組みである。
調達した資金の大部分は、アートやゴルフ、ビニールなどの新しいカテゴリーへの拡張に使用される予定である。Whatnotはまた、売り手がビジネスを成長させるための新しいツールの開発にも取り組んでいる。その一つは、売り手が在庫や注文を管理するのを簡素化することを目的としている。
また、来月オーストラリアでの展開を計画しており、今年中に欧州の他の市場にも進出する予定である。現在、Whatnotはアメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、オーストリア、オランダ、ベルギーで利用可能である。