Eruditが1,000万ドルを調達し、職場の「不一致」を監視 |
uniqorns編集チーム 2023.09.26
Erudit(エルディット)は、AIを使用して労働力の統計データを追跡することで、ターンオーバーリスクやバーンアウト率などの労働力の指標を算出するスタートアップ企業である。Eruditは、Conexo Ventures、Athos Capital、Ignia Partners、True Blue Partners、Fondo Bolsa Socialが主導するシリーズAの資金調達ラウンドで1,000万ドルを調達した。
Eruditは、企業がすでに使用しているSlack、Microsoft Teams、Zoomなどのアプリに接続し、組織の状態を把握しようとする。Eruditは収集したデータを一連のAIアルゴリズムによって分析し、「一致度」「自律性」「関与度」「満足度」などの指標でスコアを生成しする。
EruditはAIモデルを活用してチャットメッセージの感情を抽出し分類すると主張している。しかし、個人的には、私はプライベートなメッセージを読むソフトウェアに対して、匿名化されているとしても、原則的な問題があると考える。
また、Eruditのモデルが異なるバックグラウンドや文化を持つ人々がテキストを通じてどのように自己表現するかを考慮しているか疑問である。多くのAIモデルは考慮しておらず、結果として差別が生じることがある。
Eruditの技術がうまく機能していたとしても、従業員はプラットフォームが提供するデータに基づいて管理者がどのように行動するかを正当に恐れるかもしれない。
Eruditは、数十の企業がプラットフォームを使用していると述べている。会社は今後数か月でチームを拡大する予定であり、特にカスタマーサポート、カスタマーサクセス、営業の分野で人員を増やす予定である。