Grabが支援するGood Doctor、インドネシアでの事業拡大のため1,000万ドルを確保

Good Doctorは、タイでの運営を2022年2月に停止した後、インドネシアに完全に注力している。

Good Doctorは、独立したアプリとして、またGrabHealthの一部としても運営している。
MDI Venturesをリード投資家とし、既存の投資家であるGrabの参加を得て、Good DoctorはシリーズAの資金調達で1,000万ドルを調達した。
この投資に伴い、Good DoctorはGrab、ソフトバンクビジョンファンド、中国のPing Anの合弁企業ではなくなった。Ping Anは退出し、GrabとソフトバンクはMDIと共に少数株主となった。

• 調達額: 1,000万ドル
• リード投資家: MDI Ventures
• その他の投資家: Grab
• ステージ: シリーズA

GrabHealth内の運営はエンドユーザーをターゲットにしているが、独立したアプリは企業向けにサービスを提供することを重点としている。

Good Doctorは、2,500人以上の医師と4,500の薬局、病院、クリニック、公式の健康研究所と提携している。B2BおよびB2Cセグメントの両方で、インドネシアの2,500以上の企業を顧客にしている。

Wicaksana氏は、Good Doctorが政府向けのビジネスセグメントに参入したいと述べており、インドネシアの健康保険制度であるBPJS Kesehatanにテレヘルスを含める必要性を訴えている。

Good Doctorは、新しい資本を使って、家族に対して1人の医師を提供するというミッションで、インドネシア全土に展開する予定である。同社は次の18ヶ月以内に収益性を実現することを目指している。