源循環型ビジネスを展開するECOMMITがシリーズAにて9.4億円の資金調達

資源循環型ビジネスを展開するECOMMITシリーズAにおいて、約9.4億円の資金調達を完了したことが明らかになった。
ECOMMITは、循環型社会に向けたインフラ・システム開発およびリユース・リサイクル事業を展開しており、今回の資金調達により、システム、設備、人材、ブランディングへの投資を加速していく予定である。

また、循環センターの増強や自動選別システムの導入を中心に、回収・選別・再流通の仕組みを拡大し、資源循環のインフラづくりを更に推進していくことを目指している。

ECOMMITの取り組みは、捨てられてしまっているものを回収・選別し、再流通させることで、資源を活用できる先へと繋げるというもの。現在の日本では廃棄物のリサイクル率が低く、廃棄物処分場の残余年数も限られているため、ECOMMITは捨てることではなく、未来のために資源を循環させることの重要性を提唱している。

資金調達には、伊藤忠商事株式会社、グローバル・インフラ・マネジメント株式会社、日本郵政キャピタル株式会社など、9社が引受先となった。

今回の資金調達を受けて、ECOMMITは設備やシステム開発、人材やブランディングへの投資を実施し、全国各地に循環の拠点を拡大・増強し、回収量を増やしていくことを重視する。特に「PASSTO（パスト）」と呼ばれるオリジナルブランドの拡大や、循環センターの自動化、アジア圏への進出などに注力する予定である。

ECOMMITという企業の取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた重要な役割を果たしており、今回の資金調達によってその事業拡大をさらに加速させることが期待される。

シリーズAラウンドの引受先詳細
• 伊藤忠商事株式会社
• グローバル・インフラ・マネジメント株式会社
• 日本郵政キャピタル株式会社
• 株式会社Kips
• NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社
• 株式会社NCBベンチャーキャピタル
• 鎌倉投信株式会社
• みずほキャピタル株式会社
• 株式会社サザビーリーグ