AIインフルエンサーの運用・プロデュースを展開する株式会社DiFun、プレシードラウンドにて資金調達を実施

Image Credits: 株式会社DiFun

AIインフルエンサーの運用・プロデュースを展開する株式会社DiFun、プレシードラウンドにて資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2023.11.07

株式会社DiFunは、Skyland VenturesよりシリーズPre-seedにて資金調達を実施した。
「テクノロジーの顔をジャックする」というビジョンを掲げ、主な事業としてAIインフルエンサーの運用・プロデュースを展開し、日本から全世界に向けてバーチャルインフルエンサーの展開と地位の確立を目指している。

ラウンド : Pre-seed
調達方法 : J-KISS
引受先 : Skyland Ventures

AIインフルエンサーにおけるメリットは多く、24時間対応、多言語対応、不祥事のリスクがなく、場所に制約されない点が挙げられる。これにより将来的には大幅なコスト削減が期待される。

DiFunは、動画の中で自由に動けるAIインフルエンサーの技術開発に注力している。近年、世界中でAI技術の競争が激化していますが、個々の独立した技術開発だけでなく、国を一つのチームとして動かし国際競争に立ち向かう必要があると考えている。

そのため、国内のAI業界を活性化し技術力向上を促すために、AIハッカソンや勉強会を定期的に開催していく予定である。DiFunが創るのはただのAIインフルエンサーではない。約5年から10年後、AI技術はより進化し日常生活に溶け込んでいるであろう。AIが受付を担当したり、モデルに置き代わったりする時代に、DiFunは親しみやすいテクノロジーの顔を創造してく。

株式会社DiFunは実在の人間に似たバーチャルインフルエンサーだけでなく、2次元のキャラクターに生成AIを組む込んで人格を与える開発も積極的に進めている。日本のアニメや漫画は世界中でファンをもつサブカルチャーであり、そこにAI技術を組み込む事で、言語の壁を越え、国内外でAI技術を加速的に普及させる可能性を持っている。

DiFunは両方向での開発を進めているが、まずは日本国内のAI技術を集約させる為に12月1日〜10日までの期間、バーチャルインフルエンサーハッカソンを開催する。また、新たなAIインフルエンサーの制作・プロデュースと各SNSにおけるデータ解析にも取り組んでいる。