Conta Simples、ブラジルの経費管理手法でさらに4,150万ドルを獲得

Conta Simplesは、ブラジルの経費管理および法人カード企業であり、シリーズBラウンドで4,150万ドル（約20億レアル）を調達した。

Base10 Partnersがリードし、Valor Capital、Jam Fund、Y Combinator、Big Bets、Broadhaven、DOMOなどのContaのシリーズA投資家も参加した。この投資の一環として、Base10のマネージングパートナーであるTJ NahigianがContaの取締役に加わった。

新たな資金調達は、Conta SimplesのCEOであるRodrigo TogniniとCFOであるTaeli Klaumannが語ったところによれば、Conta Simplesにとって2023年は「最高の年」だった。同社は黒字化を果たし、ブラジル中央銀行から直接信用協会としての運営許可を取得した。これにより、金融サービス会社はクレジット、デジタル口座、および支払いに関してより多くのことができるようになった。

Conta Simplesは現在、3万人以上のアクティブユーザーがおり、物理的およびデジタルの法人クレジットカードを50万枚発行し、合計支払額は180億レアル（約3兆ドル）に達している。

一方、Conta Simplesの経費管理技術は、効率的なプロセスとカスタマイズされたモニタリングを提供している。2022年、同社はオンライン広告スタートアップのHackr Adsを買収し、これによりHackr Adsの顧客はContaを利用できるようになり、Contaは広告キャンペーンの管理方法を提供することができるようになった。

Conta Simplesは新たな資金をいくつかの方法で活用する予定である。まずはチームの拡大です。Tognini氏は、2024年に約100人の新しい役職を設け、埋める予定である。もう一つは、大規模な顧客に対応するためのアップストリームへの移行である。

Contaの初期のクライアントの多くは中小企業ですが、それは変わない。ただし、同社は今やより多くの機能や製品を開発し、中堅および小規模企業に販売する立場にある。