コミュニティマーケティング事業を展開する株式会社Scalably、複数の事業会社からシードラウンドで1.75億円を調達 – 累計調達額は2億円に

Web3市場向けのマーケティングソリューション「Ecomedia™（エコメディア）」を開発する株式会社Scalably（以下、スケーラブリー、本社：東京都港区、代表取締役：山本純矢）は、7月5日、シードラウンドにより複数の事業会社から約1.75億円を調達したことを発表した。この調達によりスケーラブリーの累計調達額は2億円となった。また、同社は新たな組織体制を発表、取締役に梶武司氏、アドバイザーに岡澤恭弥氏がそれぞれ就任した。

スケーラブリーは、8年以上のグローバルWeb3市場での事業経験を活かし、世界各地の企業やブランドとコミュニティ形成を通じてマーケティング支援を行っている。2年間で30カ国以上の企業やブランドとパートナーシップを結び、コミュニティの拡大を支援。2023年からは東南アジアや西アジアへと事業展開を広げ、国境を超えた事業者のマーケティング支援に力を入れている。

スケーラブリーは、ボーダレスなコミュニティを実現するためのソリューション「Ecomedia™（エコメディア）」を開発している。このシステムは、企業が自社のコミュニティを構築し、潜在的なユーザーを獲得するだけでなく、国内外の未発見のマーケットへの拡大にも貢献する。コミュニティ自体も活性化し、収益化を実現できるよう支援する。エコメディアは今夏のリリースを予定している。

この資金調達を活用して、スケーラブリーはアジア中心の海外拠点の開発やオンライン事業の強化など、さらなる成長を目指す。