クラウドセキュリティのプラットフォームを提供するCloudbase株式会社がシリーズAで11.5億円の資金調達

日本発のクラウドセキュリティ「Cloudbase」が、DNX Venturesとジャフコ グループ株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額11.5億円のシリーズA資金調達を行った。

Cloudbase株式会社は、クラウドセキュリティのプラットフォームを提供しており、今回の資金調達を活用して、人材採用や技術・組織開発に投資する予定である。これにより、日本企業の安全なクラウド運用を支援し、さらなる成長を目指していく。

クラウドの利用が急速に拡大する中、セキュリティ対策の重要性が増している。日本の大企業においてもクラウド利用が進んでいるが、セキュリティ事故のリスクもついて回る。Cloudbaseのプラットフォームは、AWS・Microsoft Azure・Google Cloudなどのクラウド上で発生するリスクを統合的に可視化し、対策を行うことができる。

特徴として、エージェントレススキャンと呼ばれる技術を採用しており、既存の環境に影響を与えることなくクラウドリスクを可視化できる。また、構成ミスや脆弱性を統合的に検出し、緊急度の高いリスクを優先的にアラート表示する。さらに、クラウドセキュリティの対策は導入だけでなく、運用まで徹底的にサポートする。

今回の資金調達は、日本企業のクラウド運用の安全性を向上させるために行われた。クラウドセキュリティの課題解決に取り組むCloudbaseは、日本企業のポテンシャルを引き出し、安心してクラウドを活用できる環境を提供して行く予定である。

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