テイクアウト特化SaaS「テイクイーツ」を提供する株式会社ランプ、1.4億円の資金調達ー累計調達額は3.4億円に

Image Credits:株式会社ランプ

テイクアウト特化SaaS「テイクイーツ」を提供する株式会社ランプ、1.4億円の資金調達ー累計調達額は3.4億円に

uniqorns編集チーム 2024.02.14

食品小売店や飲食店向けに全国1,500店舗以上へ導入のテイクアウトの予約受付・管理システム「テイクイーツ」を提供する株式会社ランプ(本社:京都市中京区、代表取締役:河野 匠)は西日本の企業へ初投資となるDNX Venturesをはじめ、AGキャピタル、90s、既存投資家である三井住友海上キャピタルを引受先とした第三者割当増資により、資金調達を実施した。

今回の調達により、累計調達額は約3.4億円になる。今後、更なる事業成長に向けて、「テイクイーツ」の機能拡張と販売促進、それに伴う組織拡大に注力していく予定である。

アフターコロナに向けて、親戚との集まりや友人とのパーティーなど「お店で食品を購入し自宅で食べる」機会が増加してきた。
それにより、お店が混雑していて、並んだり待たないと購入できないことや、電話での予約が必要といった、不便な事象が顕在化してきている。

一方でお店側も人手不足が深刻な中、店頭の対応や電話対応など、デジタル化の遅れによって非効率な営業を強いられている。

テイクイーツはリアル店舗で弁当やスイーツ等の食品を販売する店舗に対して、自由にカスタマイズ可能な注文サイトを提供することで、最短即日、かんたんにネットでの事前予約・決済の受付をスタートできる。

お客様からの注文をすべて電話や店頭で受け付けているお店が抱える、業務の非効率性や、聞き間違いによるトラブルを解決するとともに、紙やFAXでのアナログ管理を脱却することで店舗の”DX”を推進する。

また、利用する注文者にとっても、スマホでかんたんに好きな時間に注文し、並ばずに受け取りができるため、店舗と注文者の双方にとって便利で快適な購買体験を実現することができる。
現在全国1,500店舗以上で導入されており、これまでの累計注文回数は20万件を超えている。(2024年1月末日時点)

調達した資金の主な使途は、東京オフィスの設立および人員拡大となる。
これまで京都を拠点に営業活動を行ってきたが、東京・品川にある、DNX Venturesと⽇鉄興和不動産株式会社が共同運営するインキュベーションオフィス「SPROUND」に新たな営業拠点を設け、人員拡大を目指す。

現在株式会社ランプでは、急成長を遂げているフェーズの中で東京もしくは京都で共にチャレンジしてくださる仲間として、セールス、エンジニアなど、幅広くメンバーを募集している。
詳細は下記採用サイトから確認できる。

株式会社ランプウェブサイト

株式会社ランプ採用サイト