マイクロサービスの統合プラットフォームOrkes、シリーズAにて2,000万ドルを調達

Image Credits: Orkes

マイクロサービスの統合プラットフォームOrkes、シリーズAにて2,000万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2024.02.22

マイクロサービスの統合プラットフォームを提供するスタートアップのOrkesが、シリーズAラウンドで2,000万ドルを調達したことを発表した。
このラウンドは、Nexus Venture Partnersをリード投資家に迎え、既存の投資家であるBattery VenturesとVertex Ventures USも参加した。

Orkesは、Netflixがオープンソース化したマイクロサービスの統合プラットフォーム「Conductor」のメンテナンスを担当している。Conductorは、多くの企業が利用しているため、Orkesがメンテナンスを引き継ぎ、エンタープライズ向けのマイクロサービスプラットフォームを提供している。

現在、Teslaなどの企業がConductorを使用してテックスタックを管理している。
Orkesは、Conductorを顧客の選択したクラウド上で完全に管理されるプラットフォームとして提供している。また、ConductorベースのAIオーケストレーションプラットフォームも提供している。

Orkesは、人気プロジェクトを中心にプレミアムなエンタープライズサービスを提供する他のオープンソースビジネス企業と同様の道をたどっている。
オープンソースの既存ユーザーからは、信頼できる製品として利用したいという声があり、そのため、マネージドサービスとして提供することにした。

NetflixでConductorオープンソースプロジェクトを共同で作成したOrkesの創業者たちは、複雑で観測可能で大規模なアプリケーションの構築と運用のための現代的なアプローチを作り出した。
彼らはこのアプローチをエンタープライズ全体に向けて実装している。