Hohm Energy、800万ドルのシード資金を得て南アフリカ全土で屋上太陽光発電の導入を拡大へ

Image Credits: Hohm Energy

Hohm Energy、800万ドルのシード資金を得て南アフリカ全土で屋上太陽光発電の導入を拡大へ

uniqorns編集チーム 2024.02.22

南アフリカ全土で屋根の上の太陽光発電の採用を拡大するためにHohm Energyが800万ドルのシード投資を受けたことが発表された。

この資金調達は2022年第4四半期に425万ドルの第1弾が行われたものであり、Hohm Energyによれば南アフリカのテックスタートアップのシードラウンドとしては最大規模である。E3 Capitalと4DX Venturesがリードし、Breega、E4E Africa、Musha Ventures、Climate Capital Ventures、TO.org、Tekton Ventures、Sunu Capitalなどが参加した。

Hohm Energyによれば、同社のソリューションは南アフリカの国家電力網に接続された700万以上の世帯に対する代替で持続可能なエネルギー源として構築された。
2021年に設立されたHohm Energyは、51億ドルの屋根上太陽光市場価値連鎖のさまざまなステークホルダーをつなぐソフトウェアとマーケットプレイスモデルを運営している。このクリーンテックは、設置業者のデザイン、スケジューリング、調達を効率化する一方で、購入者の利便性を向上させる。

Hohm Energyはソーラー設置業者に、設計や管理から資金調達や調達まで、太陽光プロジェクトのあらゆる側面を担当する機会を提供する。一方、顧客は、自分の物件の太陽光ニーズを評価し、クレジットファイナンスへのアクセスを提供するデジタルプラットフォームを利用することができる。このプラットフォームは、修理や保守などの販売後サービスを含む遂行プロセスも容易にする。
ソフトウェアによって提案やカスタム設計プロセスを自動化し、インストーラー、ホームオーナー、金融提供者、製品サプライヤーの間の取引を円滑化するマーケットプレイスを通じてステークホルダーをつなぐアセットライトなプラットフォームである。最初に、Hohm Energyのプロセスは、ホームオーナーがマーケットプレイスに入り、SaaSツールを使用して初期の太陽光システムを設計し、調達システムを通じてコンポーネントを選択することである。次に、エネルギーアドバイザーとの相談を予約し、提案されたソリューションがニーズに合っていることを確認した。そして、Hohm Energyは最終的なエンジニアリング提案を作成し、銀行パートナーに提出し、資金調達の承認を得た。