スペインのフィンテック企業Embat、シリーズAラウンドにて1600万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.02.27
スペインのフィンテック企業であるEmbatは、いわゆる「リアルタイム資金管理」を行っており、Creandumをリードとする1,600万ドルのシリーズAラウンドの資金調達を行った。
スペインのVCであるSamaipata、4Founders、ギリシャのVenture Friendsも参加した。
ラウンドには、Kilian Thalhammer(Deutsche Bankの責任者)とMartin Blessing(Commerzbankの前CEO)もエンジェル投資家として参加した。
共同創業者のAntonio BergaとCarlos Serrano(共にJP Morganの出身)とTomás Gilは、2021年にこの会社を設立し、金融チームのプロセスをデジタル化・自動化することを目指している。彼らのソリューションは会計と銀行調整を自動化し、企業の資金管理を取り扱い、集金、支払い、資金管理のプロセスを一元化することで時間を節約する。
このスタートアップは、Playtomic、Cabify、Wallapop、Feverなど、ヨーロッパ全域で150社以上の法人顧客を持っていると主張している。Embatは昨年、Google CloudのVertex AIプラットフォームと提携し、会計チームのエラーを削減する取り組みを行った。