マーケティングワークフローの効率化に特化した人工知能スタートアップGradial、540万ドルのシードファンディングを調達
uniqorns編集チーム 2024.02.28
Gradialは、マーケティングワークフローの効率化に特化した人工知能スタートアップである。同社は、Madronaをリードとする540万ドルのシードファンディングを調達した。General Advance、Outsiders Fund、Space Capitalも参加している。
Gradialは既存のAdobeやWordPressなどのコンテンツ管理システムと連携し、ルーチンのマーケティングタスクを自動化するプラットフォームを開発している。これにより、クリエイティブチームはウェブページの更新やコンテンツのチャネル間の移行などの繰り返し作業ではなく、コアのブランド戦略に時間を費やすことができる。
Gradialの創業者は、Doug Tallmadge、Anish Chadalavada、Deip Kumarで、彼らはSpaceXやMicrosoftなどの先進テクノロジー企業でのエンジニアリング経験を持っている。
Gradialは現在、一部のフォーチュン500社と協力しており、資金調達を活用してエンジニアリングチームの拡大を計画している。同社の目標は、アルゴリズムによる煩雑なワークフローステップの処理により、クリエイティブチームのリソースを解放することである。マーケティング部門は、時間と人員を高レベルのブランド戦略に再配置することができる。
Gradialは、AIの能力が進化し続ける中で、マーケティングチームがリアルタイムでアイデアを実行し、展開する未来を描いている。AIの力によって、ブランドは個別化されたオーセンティックな顧客体験を提供し、差別化を図ることができるようになるだろう。