Taikoが3,700万ドルを調達、検閲のないインターネットのためのWeb3インフラを構築

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Taikoが3,700万ドルを調達、検閲のないインターネットのためのWeb3インフラを構築

uniqorns編集チーム 2024.03.03

Taikoは、ブロックチェーンを活用した検閲のない世界を実現するために、Web3インフラの構築に向けて3,700万ドルの資金調達を行った。
Taikoの創設者は、ブロックチェーンの潜在能力を信じ、分散化による人間活動のさまざまな側面への影響を提唱している。現在の中央集権化されたソーシャルプラットフォームに対して、彼は分散型ネットワークがデータの分散保存とコミュニティによるコンテンツモデレーションを通じて検閲に抵抗するのに役立つと考えている。

Wang氏は2022年3月にTaikoを設立し、真に分散化されたソーシャルアプリのインフラ層を構築することを決意した。Taikoはこれまでに3回の資金調達ラウンドで3,700万ドルを調達し、最新のシリーズAラウンドではLightspeed Faction、Hashed、Generative Ventures、Token Bay Capitalをリード投資家として迎えた。Taikoは、Web3の投資テーゼとして人気を集めている。

Taikoは現在、メインネットのローンチに向けて準備を進めており、最新のテストネットは先月公開され、現在までに110万以上のウォレットアドレスと1300万以上のトータルトランザクションを集めている。TaikoはEthereumのようにネットワークを誰も所有しないものにすることを目指しており、公益のための存在となることを目指している。

Wang氏は、Taikoがユーザーによって真に所有されるソーシャルネットワークの重要な要素を提供すると考えている。彼は、既存の分散型ソーシャルネットワークがその約束を果たせないことが多いと主張しており、分散型ソーシャルアプリはコンテンツの品質や安全性に直面する最大の課題となっているが、Wang氏は、分散コンテンツとユーザーの間に「リレイヤー」と呼ばれる中間層を設けることで、多様なユーザーベースを引きつけることができると提案している。

資金調達は、Taikoのメインネットローンチに向けて行われる予定である。Taikoは最近、開発者に向けて3,000万ドルの助成金を発表し、先月公開された最新のテストネットは、現時点で110万以上のウォレットアドレスと1300万以上のトータルトランザクションを集めている。