
Image Credits:株式会社M&Aクラウド
「M&Aクラウド」、「資金調達クラウド」を運営する株式会社M&Aクラウドが総額12.5億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.03.04
株式会社M&Aクラウドは、株式会社きらぼし銀行、株式会社静岡銀行、株式会社日本政策金融公庫、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社Fivot(Flex Capital)から総額12億5千万円の資金調達(融資枠含む)を実施した。
調達された資金は、組織強化に向けた採用およびアドバイザリー事業や、同社が運営するマッチングプラットフォーム「M&Aクラウド」「資金調達クラウド」の拡大に投資される予定である。
同社は、M&Aマッチングプラットフォーム「M&Aクラウド」や、事業会社からの資金調達をサポートするマッチングプラットフォーム「資金調達クラウド」を提供している。
また、経験豊富なM&Aアドバイザーが、スタートアップM&Aを中心にアドバイザリー業務を担う「M&A Cloud Advisory Partners(MACAP)」、同社と契約するM&Aエージェントが全国の事業承継案件を支援する「M&Aクラウドエージェント」という4つの事業を展開している。
M&A市場の拡大に伴い、M&Aアドバイザーの需要が高まっている。アドバイザーによるM&A仲介は、その人数によって支援できる案件数が決まるため、アドバイザーの採用は事業拡大に不可欠である。
しかし、全国のM&Aアドバイザー数は当社推計で2000名程度と非常に少なく、経験豊かなアドバイザーの採用は重要な課題となっている。そのため、今回、企業価値向上のためには、M&Aアドバイザーの採用とマーケティング活動拡大にデットファイナンスを活用することが最善と判断し、本調達に至った。
今後も戦略的にファイナンスを行いながら、「テクノロジーの力でM&Aに流通革命を」のミッションを実現するため、プラットフォーム事業とアドバイザリー事業の双方を拡大していく予定である。