創業2年ラテンアメリカのフィンテック企業Yuno、シリーズAにて2,500万ドルを獲得、評価額1億5,000万ドルに到達

Image Credits: Yuno

創業2年ラテンアメリカのフィンテック企業Yuno、シリーズAにて2,500万ドルを獲得、評価額1億5,000万ドルに到達

uniqorns編集チーム 2024.03.05

Yunoは、2年前に設立されたラテンアメリカのFintech企業である。
昨年、Yunoは一流の投資会社であるDST Global Partnersの注目を集め、同社に2,500万ドルのシリーズAラウンドが投資された。DSTには、Andreessen Horowitz、Tiger Global、Kaszek Ventures、Monasheesも参加した。この新たな資金調達により、Yunoの評価額は1億5000万ドルになった。

Yunoは、企業のニーズに対応するために通常は半ダースの支払いプロバイダ、取引業者、銀行を使用しているが、Yunoは、世界的な支払いオーケストレーションプロバイダを1つだけ必要としている。支払いオーケストレーションは、これらの支払いプロバイダと金融機関を統合し、各支払い変換を容易にするために既に使用されている個別のサービスを置き換えるための方法である。同社は2022年10月に製品をローンチし、詐欺検出機能、ワンクリックチェックアウト、高度なスマートルーティング技術を備えた300以上の支払い方法を提供している。

現在、Yunoは世界40か国で取引を行い、McDonald's、Rappi、Avianca、inDriveなどの企業クライアントと協力している。
グローバルな支払いオーケストレーション市場は2032年までに価値で拡大すると予測されている。特にラテンアメリカでは、異なる通貨を集める方法やクレジットカードを持たない顧客からの支払い方法を考える必要がある商人が増えている。

この資金は、Yunoのアジア、ヨーロッパ、アフリカでの存在感を確固たるものにするために使われ、支払いインフラストラクチャのオーケストレーションプラットフォームの開発にもさらなる投資が行われる。
さらに第1四半期を通じて、セールス、プロダクト、テクノロジーチームをさらに強化し続ける予定である。ラテンアメリカに加えて、ニューヨークとシンガポールにもオフィスを持っているため、それらのマーケットでの存在感をさらに高めることが今年の重要な課題になる。