中国のスタートアップ企業MiniMax、アリババより6億ドル以上の資金調達を実施

中国のスタートアップ企業MiniMax、アリババより6億ドル以上の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.03.05

アリババが、中国のスタートアップMiniMaxに対して6億ドル以上の資金調達をリードした。この資金調達により、MiniMaxの評価額は25億ドル以上に上がった。

MiniMaxは、ソーシャルAIに特化した中国のAIスタートアップであり、対話型体験のためのAIコンパニオンやバーチャルキャラクターの開発を手掛けている。現在、MiniMaxは国際市場向けの「Talkie」と中国向けの「Xing Ye」という2つのAIキャラクターロールプレイングアプリを提供している。

この資金調達は、アリババのAIへの投資の一環であり、同社の今年2つ目の主要なAI投資となる。アリババは、AIを含むクラウドコンピューティングから物流までの独立したビジネスユニットの成長を促進する包括的な計画も実施している。特に、クラウドビジネスの再活性化に重点を置いており、現在、同ユニットは中国のテック企業の約80%をサポートし、国内のAI企業の50%をホストしている。
アリババはまた、自社のモデル「Tongyi Qianwen」を含むAIを、エンターテイメントを含む会社の多様な業務に統合しようとしている。