Superfluid、Hyperithmより資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.03.06
株式会社HYPERITHM(本社:東京都千代田区、代表取締役:ロイド・リー)は、イーサリアムベースのトークン・ストリーミング・プロトコルのSuperfluidに出資した。
Superfluidは、世界中のDAOやクリプトネイティブのビジネスに対して、定期契約に応じて、給与等の支払いを行うことのできる革命的なアセット・ストリーミング・プロトコルである。
Superfluidでは、既存のトークンが、定期支払い等の機能が追加された「スーパートークン」に変換される。このスーパートークンを介して1回の取引で取引で給与や報酬を支払うことができるようになり、スーパートークンは2者間のアセットの流動を可能にしている。
また、Superfluidは、複数の受取人に分配可能な資金プールの作成を可能にする「分配プール」が使用可能である。分配プールへのストリーミングは単一のトランザクションのため、受取人が何人であろうとガスコストは変わらない。つまり、開発者はSuperfluidを活用することで、ガスコストを完全に予測できる状態で、何百万人ものユーザーにスケールできるストリーミング・スマートコントラクトを構築することができるのである。
2023年12月には、ENS DAOが540万ドルのグラントの配布にSuperfluidを採用した。またOptimismも、同社のRetroactive Public Goods Funding (RPGF)の30M OPトークン(約1億1,400万ドル)の配布にSuperfluidを採用し、Web3業界の500以上の主要プロジェクトや個人に配布され、すぐにSuperfluidユーザーとしてオンボーディングされた。また最近では、Gitcoinとのパートナーシップを開始し、初のストリーミング・クアドラティック・ファンディング・イニシアチブを構築している。
Superfluidは、コントリビューターやサブDAOへの支払い業務を合理化するために、複数のDAOのリーダーと連携しており、Superfluidのパワーを有意義に実証するためのパイロットを実施している。