Banking-as-a-ServiceのスタートアップGriffin、銀行ライセンスを取得しシリーズAにて2,400万ドルを調達

Image Credits: Griffin

Banking-as-a-ServiceのスタートアップGriffin、銀行ライセンスを取得しシリーズAにて2,400万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2024.03.11

Banking-as-a-ServiceのスタートアップであるGriffinは、完全な銀行ライセンスを取得し、2,400万ドルの資金調達を行った。

Griffinは、MassMutual Ventures、NordicNinja、BreegaをリードとするシリーズAラウンドの延長で2,400万ドル(1,900万ポンド)を調達した。昨年6月、GriffinはMassMutual VenturesをリードとするシリーズAラウンドで1,350万ドルを調達した。設立以来、Griffinは累計で5,200万ドルを調達している。

Griffinは、元シリコンバレーのエンジニアによって設立されたAPI駆動のBaaSプラットフォームであり、申請プロセスを開始してから約1年でライセンスを取得した。これにより、英国の金融サービス規制機関であるPRA(Prudential Regulation Authority)とFCA(Financial Conduct Authority)からの承認を受けて、完全な運営銀行としてローンチすることができるようになった。

Griffinは、自動化されたコンプライアンスと統合された元帳を通じて、フィンテック企業が銀行、支払い、ウェルスソリューションを提供するためのフルスタックプラットフォームを提供している。Griffinは、直接消費者に銀行口座を提供するのではなく、貯蓄口座やクライアントマネー保有口座などの埋め込み金融ソリューションを提供したい他のビジネスに焦点を当てている。

Griffinの共同設立者であるDavid JarvisとAllen Rohnerは、豊富な経験を持っている。Jarvisは、Standard Treasury(2015年にSilicon Valley Bankに買収された)で初期のエンジニアを務めた後、Airbnbに入社し、インフラストラクチャに取り組んでいた。RohnerはソフトウェアスタートアップのCircleCIを創設した。彼はJarvisと共著で、ClojureScript言語についての入門書「Learning ClojureScript」を執筆した。Griffinはこれを使用してシステムを構築している。