Synphne、新たにシリーズAにて500万ドルを調達
uniqorns編集チーム 2024.03.11
シンガポールの南洋理工大学(NTU)の医療技術スピンオフ企業であるSynphneが、新たに500万ドルを調達し、米国でのリハビリテーションサービスの展開を目指している。
Synphneは、脳卒中や神経疾患の治療を改善することを目指している。同社のコア製品は、脳卒中や脳損傷などの病気を患う人々のリハビリテーションを支援するウェアラブルデバイスである。米国だけでなく、シンガポールやインドなどの市場にも取り組む予定である。
Synphneは、神経フィードバック、ゲーミフィケーション、データ分析の組み合わせを使用して、患者の回復プロセスにカスタマイズされたリアルタイムな視点を提供している。この手法により、ユーザーは臨床環境と自宅環境の両方でリハビリテーションを行うことができる。
シリーズAラウンドの中で、Synphneの支援者の一人は、デジタルサービスとコンサルティング企業Infosysの共同創業者であるNadathur Raghavanの家族オフィスであるEvent Horizon Technologiesである。
Synphneは、NTUitiveプログラムの下でインキュベートされ、シンガポールのさまざまな研究と企業のイニシアチブからサポートを受けている。これには、シンガポール・MITアライアンス・フォー・リサーチ・アンド・テクノロジー、国立医学研究評議会、国立研究財団などが含まれる。